Makerになろう
はじめに
今日から「しろくまMaker入門」を始めていきます。
そもそも「Maker」って何かというと、自分で何かを作る人たちのことです。木工や手芸、DIYなども含めて、世界中に「Maker」と呼ばれる人たちがいて、趣味で色々なものを作っています。この講座では、そんなMakerになるための基礎を学んでいきます。
その中でもしろくまMAKEでは、主にプログラミング、電子工作、3Dプリンターの3つを扱います。なぜこの3つかというと、個人でも比較的始めやすいから。パソコンがあればプログラミングはすぐ始められますし、電子工作も数千円の初期投資で始められます。3Dプリンターも最近は家庭用のものが手に入りやすくなりました。
ちなみに、Scratchのような教育用のツールではなく、実際にプロダクトで使われている技術を解説していきます。基本的にはエンジニアのしろくまが技術的なところを解説していきます。ただ、ものづくりって技術だけじゃなくて見た目やデザインも重要なんですよね。そこはイラストレーターのなおよしさんにも解説してもらおうと思っています。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします!...って、私も解説するんですか!?私、全然技術的なことわからないですよ!
イラストやデザインの話はなおよしさんの方が詳しいので。あと3Dモデリングも。
でもなんで実際のプロダクトで使う技術なんですか?難しくないですか?
僕は自分で使うツール以外はあんまり興味がわかないので...
それ、自分のためじゃないですか!
まあ、それはそうなんですけど。でも小学生でもわかるように説明していくので大丈夫です。
じゃあイラスト編と3Dモデリング編は私が担当しますね!
なぜものづくりを学ぶの?
みなさんの周りにあるものを見てみましょう。スマートフォン、ゲーム機、テレビ、電子レンジ、おもちゃ。これらは全部、誰かが考えて、作ったものです。当たり前のように使っているものも、全部誰かのアイデアから生まれたんですよね。
ものづくりを学ぶと、作り手の立場に立てるようになります。すると、身の回りのいろいろなものに対してリスペクトの念が湧いてくる。
わかります。私もちょっとジャンルは違いますけど、漫画とか描いてみるとすごい大変ってことがわかりますよね。マジで尊敬です。
そうそう。自分で作ってみると「これ作った人すごいな」ってなる。あと、実際に自分で作ってみて初めてわかることって結構あるんですよ。僕も工学の修士号まで持っていますけど、実際に作ってみるまで全然わかってなかったなってことがたくさんありました。
え、そうなんですか?大学で勉強してたのに?
知識として知っていることと、実際に手を動かして作れることって、全然違うんですよね。大学で学ぶことって抽象的なことが多くて、何のためにやってるかよくわからないことが多いんですよ。
あー、ありますよね。テストのために覚えたけど、結局何だったんだろうっていうやつ。
でも実際に何かを作ろうとすると、「あのとき習ったやつはこのためだったのか...!」ってつながる瞬間があるんです。そうなると一気に理解が深まる。
それ以外にも、アイデアを形にできるようになったり、困っていることがあったときに自分で道具を作って問題を解決できるようになったり。「買う」だけじゃなくて「作る」という選択肢が増えるんですよね。
なんか私もいろいろ作れるようになりたくなってきました。
しろくまMaker入門で扱う3つの分野
ものづくりには色々なやり方がありますが、この講座では3つの分野を扱います。
プログラミング
コンピュータに「こう動いて!」と指示を出すこと。 ゲームやアプリ、ウェブサイトなど、画面の中で動くものを作れます。
電子工作
電気の力でものを動かす仕組みを作ること。 LEDを光らせたり、モーターを回したり、センサーで何かを感知したりできます。
3Dプリンター
自分で考えた形を、実際に作り出すこと。 パソコンでデザインした形を、プラスチックなどで立体的に作れます。
3つを組み合わせると?
実は、この3つを組み合わせることで、もっとすごいものが作れます。
たとえばロボット。プログラミングで動きを決めて、電子工作でモーターやセンサーを動かして、3Dプリンターで体を作る。3つを組み合わせると、自分だけのロボットが作れちゃいます。
この3つは、それぞれ別々に学ぶんですか?
最初は別々に基本を学んで、応用編で組み合わせていく感じですね。
なるほど、だんだんレベルアップしていくんですね!
これからの予定
しろくまMaker入門では、こんなことを学んでいきます。
| 回 | テーマ |
|---|---|
| 第1回 | Makerになろう(今回) |
| 第2回 | プログラミングってなに? |
| 第3回 | 電子工作ってなに? |
| 第4回 | 3Dプリンターってなに? |
| 第5回〜 | 実際に作ってみよう! |
基本編で3つの柱をそれぞれ学んだあと、応用編で実際にものを作っていきます。LEDで光るバッジや、3Dプリンターでスマホスタンド、最終的にはオリジナルロボットまで。少しずつステップアップしていく予定です。
楽しみですね!
一緒にものづくりの世界を楽しんでいきましょう!
今回のまとめ
- Makerは、自分で何かを作る人たちのこと
- しろくまMaker入門では主に3つの分野を扱う
- プログラミング
- 電子工作
- 3Dプリンター
- 作ることで、作り手へのリスペクトや深い理解が得られる
- 「買う」だけじゃなく「作る」という選択肢が増える